人体の気の流れと気のつかみ方

人体の気の流れと気のつかみ方

気とは

人体の気の流れと気のつかみ方

 

 

気とは、東洋医学における用語の一つで、
目に見えないエネルギーや生命力
のことを指しています。

 

 

中国の漢方医学や思想、道教などに
端を欲すると言われ、
凝固して目に見える物質になると
信じられています。

 

 

正確には「氣」と表記され、
日本語の気は略字となります
(ここでは、分かりやすさのため
「気」で表記します)。

 

 

古代より、人の生命力や
息をする力が概念として捉えられており、
ラテン語やヘブライ語にも
同じ意味の単語を見ることが出来ます。

 

 

翻訳すれば風や蒸気とも訳される
これらの言葉は、人に関して用いられる場合、
その人の生きるエネルギーや
生命活動力を指しているようです。

 

 

古代の中国では、それは気として表されてきました。

 

 

やはり空気や霊などのように
目で捉えられないものでありながら、
人が生きている以上
常に発しているエネルギーであると
されています。

 

 

身体を構成する物質に対して、そこに流れるエネルギーである気

気を正しく理解するには、
血や水と比べるのが良いかもしれません。

 

 

血や水も、漢方医学で
使用される専門用語です。

 

 

気が生命活動で発揮される
エネルギーであるのに対し、
血や水は生命を構成する物質、
維持するシステムということになります。

 

 

体を構成するのは血や肉といった物質ですが、
人が生きていくエネルギー全般
を指すのが気ということになります。

 

 

日本語でも「元気」「気力」「やる気」というように、
気という言葉を用いてエネルギーを指すため、
特に東南アジア圏では共通して
理解されている概念とも言えるでしょう。

 

 

気は、個人が先天的に持っているものと、
後天的に身に付けていくものに分かれます。

 

 

生まれながらに持っているものや、
親から受け継いだものは
先天的な気にあたります。

 

 

後天的なものは、自然から受けるエネルギーや
空気、食べるものや飲むものを通して
取り入れるエネルギーを指しています。

 

気の流れをつかむ

気の流れをつかむには、
気に関して正しく理解することと、
体内のエネルギーラインを
把握することが大切です。

 

 

気に対して敏感になり、
気功などの修業を重ねる方も
いらっしゃいますが、
タイ古式マッサージで必要なのは、
体内を流れるエネルギーラインである
「セン」について学ぶことです。

 

 

これはタイの経験医学とインドの仏教系医療が
混ざり合って生まれた概念で、
気と似たような考え方を持っています。

 

 

センは特定の臓器を指すわけではなく、
解剖学上の部位ではありません。

 

 

このエネルギーラインがどこにあるかを知り、
実際の施術で扱っていくことで
少しずつ理解していくことが
可能になります。